ショカン的空間

カガク と ギョウセイ

 

さきほど 2014年の誌を手にしまして・・ 

 

秘密保護法と科学者

特定秘密保護法参議院で可決成立したのは2013年12月6日

同13日に公布された

 

特定秘密保護法案に反対する学者の会」を発足させたのは11月下旬のこと

短期間で発起人と賛同者が集まった

 

「学者の会」に賛同していただいた学者・研究者にはいくつかの特徴がある。

第一は自然科学・生命科学の研究者が多いことである。一市民として反応していただいた,ということ以上に,それぞれの学問の内的論理から声を挙げていただいた。法案は「科学の精神と相容れない」という感覚を共有していたのに加え,気象学や地震学といった過去に秘密保護の名の下に抑圧された経験を持つ学問分野が多くあったことも理由となっているだろう。

第二は若手研究者が多いことである。率直に言って,社会と学問の将来に対する不安を持つだけでなく,その状況を変えるために積極的に声を挙げる若手研究者がこれほど多いことに感動を覚えた。

 

専門職ごとの会の誕生を誘発

表現者の会」「映画人の会」「医師と歯科医師の会」「牧師の会」など

活動の継続  …持続的・長期的   「学問に国境はない」 

小沢弘明/千葉大学大学院人文社会科学研究科教授/KAGAKU/feb.2014 Vol.84 No.2 巻頭

 

 

島健児/広辞苑を3倍楽しむ 第67回/KAGAKU/feb.2014 Vol.84 No.2(0147) 

板挟み

虫を“食べる”ことで栄養素を補いつつ生きるのが食虫植物

通常 植物の葉は光合成に都合のよい扁平な形をしているが

彼らの葉は補虫に適した独自の形へと進化を遂げている

 

進化の一極端   炭素の獲得は依然として光合成に頼る

フクロユキノシタは その板挟みに応じる変わった能力をもつ

落とし穴型捕虫葉と光合成用の普通葉を作り分けることが可能

傲然と構える捕虫葉の脇に慎ましげな普通葉が佇む

 

「食虫植物特有のジレンマに抗する苦労の跡が垣間見える」 

島健児/広辞苑を3倍楽しむ 第67回/KAGAKU/feb.2014 Vol.84 No.2(0147)

 

 

 

nibb.ac.jp/~evodevo/research_22_03_Cephalotus.html

RESEARCH 食虫植物の進化(3)フクロユキノシタのゲノム解読と捕虫葉形態進化 コロラド大学・福島健児学振海外特別研究員との共同研究:大学院生募集中)

オーストラリアにのみ自生するフクロユキノシタは壺型の捕虫葉と平らな普通葉の両方をつけます。福島健児元院生は、温度によって両者を付け分けさせることができることを発見しました。そこで、2 GbのフクロユキノシタゲノムをBeijing Genome Institute、新学術領域「複合適応形質進化」方法開発班との共同で概要解読するとともに、捕虫葉のみを作る茎頂と普通葉のみを形成する茎頂の比較トランスクリプトームから両者で発現の違う遺伝子を特定しました。さらに、Harvard大学のElena Kramer教授と共同で、ウイルス誘導遺伝子サイレンシング法を開発し、発現の違う遺伝子を機能阻害することで、捕虫葉形成に関わりそうな因子を単離することに成功しました。この遺伝子機能を解析する大学院生を募集しています。

 

フクロユキノシタ (Cephalotus follicularis)

食虫植物の1種で フクロユキノシタ科に所属する唯一の種

 形態学に基づく伝統的な新エングラー体系及びクロンキストは、いずれもフクロユキノシタをバラ目の中に含めている

分子系統学のAPG分類体系では真正双子葉植物 (Eudicots) バラ類 (Rosids) の真正バラ類 I (Eurosids I) カタバミ目に所属させる

オーストラリア南西部にのみ分布       Wikipedia

 

 

 

“板ばさみ” から はい出す  (エンジニアの場合)  

さまざまな要因がある“板ばさみ”。もちろん、それに具体的にどう対処すべきかは、ケースによって異なる。…

…その基本的な技術を考えてみよう…   大滝令嗣

  next.rikunabi.com/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=000681