ちょっと地図をみながら アラスカあたりの動画なども視ておりましたら
知られている 装置 ? 景色に ・・とけこんでは いないように 見える
そして そのあと そこにある紙を みつめてしまうので 少々
KAGAKU May 2017 Vol.87 No.5 この誌の ページの数字が無い わからない 一部 は P441
原子力発電所の基準地震動策定のために東北地方太平洋沖地震から何を学ぶべきか
……野津 厚
・・・SPGAから生成される周期1秒前後のパルス状の地震波が最大加速度および最大速度を決定しており,高周波成分の堆積層内での増幅が最大加速度や最大速度を決定しているのではない・・・
SPGAモデルとSMGAモデルの違いは,一辺が数km程度の狭い領域(SPGA)から地震波が集中的に生成されると考えるか,一辺が数十km程度のより広い領域(SMGA)からまんべんなく生成されると考えるかである。前者の場合,その狭い領域が対象施設の近くにあればより厳しい地震動となり,遠くにあればより厳しくない地震動となる。ところが,一般のSMGAモデルの場合,SMAGの内部は均質として扱うために,このような異なるシナリオを描くことができず,両者の平均的な地震動しか存在しないかのように錯覚を利用者に与えてしまうことになる。
(そのことも 波形の精度の問題と併せて SMGAモデルの欠点)・・・
・・・プレート間地震を想定して原子力発電所の基準地震動を策定するための震源モデルとしてSMGAモデルは相応しくない・・・
なぜなら,構造物の耐震性を精緻に検討するためには,基準値震動は応答スペクトルという点だけでなく時刻歴波形の点からも妥当でなければならないためである。
原子力発電所の基準値震動には 一般的な構造物の設計入力地震動以上の信頼性が求められることから その策定に用いる震源モデルは(図に示される)SPGAモデルによる結果と少なくとも同程度またはそれ以上の精度で東北地方太平洋沖地震による地震動を再現できるものでなければならない
そうでなければ,東北地方太平洋沖地震による教訓をふまえた基準地震動の策定とは言えないだろう。
pdf 南海トラフの地震を対象とした 強震動評価へのSPGAモデルの適用
…S P G A と は 、「 Strong-motion Pulse. Generation Areas」の略称。 東北地方太平洋沖地震をはじめとする海溝型巨 大地震において、特徴的な強震動パルスのパルス幅と調和的なサイズのサブイベント(SPGA)から構成される震源モデルであり、サブイベントのサイズは対象地震の場合一辺が数km程度。 耐震検討用の地震動の評価を主目的としている。 モデルの妥当性検証方法は、耐震検討を視野に入れ、地震波形、スペクトル、及びPSI値が適切に評 価できていることを確認することにより行っている。…
…SMGAとは、「Strong Motion Generation Areas」の略称。 より広い領域(対象地震の場合、一辺が数十km 程度)からまんべんなく強震動が生成されるとする震源モデル。 地震動の作用により、各地点における震度を精度よく算出することを主目的としている。 モデルの妥当性検証方法は、東北地方太平洋沖地震の観測記録を基に、震度が適切に評価できていることを確認することにより行っている。 …